尾崎ピアノ調律所のホームページにようこそ

業務内容と作業例


主な業務内容
1.ピアノ調律・修理・クリーニング
2.コンサートのステージマネージメント
3.先生のご紹介
4.ピアノアクセサリー(カバー、メトロノーム、乾燥剤など)の販売
5.中古ピアノ販売、及び ご相談
6.楽器運搬(※運搬料金は電話帳で検索するよりお安い額で提示出来るかも!)


定期調律が必要な訳
ピアノには、約230本の弦が張ってあり、弦1本に70〜90sの強い張力が掛かっています。
全張力では20トン近くになります。 だから期間が経ち何もしない状態でも音のくるいが生じてくる訳です。
弦の弾力性が無くなり切れるまで(条件は色々ですが70〜100年)は狂い続けます。
また、ボディに木材を使用しているため、温度や湿度の変化にも敏感に反応しタッチや音程に狂いが生じます。
内部には、フエルト(ウール)部品をたくさん使用しておりフエルトの虫食い(衣類などにつく虫)で修理をしないと調律が出来ないという事もよくあります。
これは、外見からではなかなか発見できず、ブランクがある場合、ほとんどが手遅れの状態で見つかります。
早く発見できれば、その分ご費用も安くあがります。 定期的な調律は、ピアノの楽器水準をより高く設定していくことも可能です。
私は、去年より今年、今年より来年、常にピアノ技術に対し意欲的に挑戦し続けています。
美しい音色や正しい音程、軽やかなピアノタッチでレッスンしていただくためにも、1年に1〜2回の定期的な調律をおすすめ致します。


作業例
  作業前 作業後
例1

 

よく使用するとフエルトが磨耗し穴があいてしまいます。
深くなると部品がひっかかり連打が出来ません。

 

新しいフエルトを張り、綺麗になりました。

                         
例2

 

部品同士がこすれ合うと、フエルトカスがたまります。
放置すると湿気をすってカビや錆の原因になります。

 

クリーニングして、スッキリしました。

                        
例3

 

数十年使用するとハンマーの打弦部にピアノ線の溝が出来ます。
溝で叩くため、音の立ち上がりも悪く音色も揃わなくなります。

 

ハンマーの表面を削りとり(ハンマーファイリング)
新品に近い状態になりました。

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