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コラム

夏休みの、急ぎのピアノ修理

ピアノと なが〜いお付き合い、してますか?


夏休みは 里帰りの時期でもあります。
可愛いお孫さんが帰ってくる。
ご実家でも 早く会いたくて待ちわびている、
そんな方々も多いのではと思います。

「おばあちゃん、そっちに行っても毎日ピアノのおけいこ出来るよね?」
さあ・・困った!ピアノはあるが ずっと調律もしてない。
でも孫の頼みとあれば。
「?日までにとにかくレッスンが出来るようにしてくれ。」
こんな電話が重なります。
いままで眠っていたピアノも目的が出来たとたん、重要度が変わります。
1週間猶予をいただき修理をしていても4日ぐらいで催促の電話がかかる事もあります。



キーカバーの虫食い



ダンパーフェルトの虫食い



バランスパンチングの虫食い

これはフェルトの虫食いの画像〔ほんの一例〕です。
衣類などにつく虫で幼虫の時にやられてしまします。
定期的に調律をしていれば早期発見出来ますが
ブランクが多ければフェルト自体が無くなっている事もあります。
開けてみたら、びっくり!!

その他にスティック〔ピアノアクションの油切れ状態〕で
鍵盤が戻らない、弾いても音が出ないなど
外見からも異常を感じる症状もあります。
ピアノアクションの修理は 細かな部品が横一列88個連ねています。
その1つが悪くても、モーションがおかしくなります。
アクションの修理は 意外に手間と時間のかかかる作業です。

これが終わらないと、調律へ進めないのです。

振り返って見て下さい。
ご自宅のピアノ・・いつも現役ですか?

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