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コラム

ピアノを手放す前にもう一度、考えてみましょう!

先日 新品のピアノを購入したお宅に調律に伺いました。 以前奥様のご実家にピアノがあり、レッスンの経験もありとの事、 「中学の時、クラブ活動に興味が出て6年間続いたピアノを止めてしまいました。」 そのうち場所もとるという理由で、業者に引き取ってもらったようです。 お子様が始めるので急きょ必要になり、ピアノを購入した訳です。 奥様が言うには、前のピアノの方が音量もあり深みのある音色だった気がする。 と 感想を述べられました。やはり経験者は分かるのですね! ピアノは電気などを使用しない楽器なので、材質が音に影響するのです。 トップページに私が語ったように(昔のピアノは、今と比べて樹脂の割合も少なく、 良く乾燥した良質の木材が使われています。合成皮革や化学繊維のフエルトなども 使用率が少ないのです。)その後、製造コストのダウンや量産型ラインになったため ピアノに仕様する材質も変わり、今に至った訳です。 一般のピアノに関しては、もう前の製造方には戻れないでしょう。 ただ 今でも製法や材質に頑固にこだわった手作りメーカーは存在してはいます。 私は 何年も調整してないピアノを たくさん直してきました。 ピアノをお持ちの方に言いたいです。 「昔作られた良い材質のピアノが必要ないという事で、海外に流れて行って しまってます。もったいない話です。お持ちのピアノに関心があり、調整・調律して ピアノレッスンに再チャレンジしてみようとお考えの方、ご連絡下さい!!」 「あなたのピアノをよみがえらえせましょう。きっとご満足して頂けるでしょう。」

 

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